しな織の未来を担う新潟の大滝順子さんが｢第4回三井ゴールデン匠賞｣ファイナリストに選ばれました。
この賞は伝統文化×革新性を担う人を賞する三井グループ総合でおこなう文化継承事業で、今回の応募では伝統技法に新たな独自の技術を加えて魅力を発信する方々や、現代の生活によりなじむ伝統工芸の在り方を模索する方々など幅広い取り組みが集まったそうです。また、サステナブルなものづくりや、様々な個性が活きるものづくりなどに取り組まれる方々の応募も増え、これまで以上に多様化しているそうです。
出品された帯地は、しな布本来の自然の力強さと素朴さの魅力に加え、伝統的なもじり織の技法を応用し、素材の魅力を120％表現したものになっています。